代 理 参 拝 っ て な に ?
◎代理とは「本人に代わって事を処理すること」を意味します。
したがって「代理参拝」とは「本人に代わって社寺に参って神仏を拝む」ことです。
◎いえいえ、この代理参拝というものは今に始まったものではありません。
時代で云えば江戸時代以前から行われており、その伝統は現在もいろいろな方たちによって受け継がれています。
◎昔は、遠方の名のある社寺に参拝するということは、現在のように気軽には詣でることが出来ませんでした。日数と体力と、お金がかなり必要とされていた時代ですから、誰でも行ける状況ではありません。
そこで、村などで「講」と呼ばれる団体が組織され、その代表者が皆に代わって参拝に出掛けていました。
◎ここで云う「講」は、神仏を皆でお祀りし、それを皆でお参りする集まりのことを云います。
例えば伊勢の「伊勢神宮」を村の一角にお祀りし、月に1度皆で集まり、村と村人たちの繁栄と安全をお祈りします。そして時々、皆で本当の「伊勢神宮」へ詣でます。この人たちの集まりを「伊勢講」と云います。それに自分たちの好きな名前を付けて「○○伊勢講」「伊勢○○講」と云うように講を組織していました。
◎有ります!
一般的には、参拝を人に頼んで自分が社寺に詣でないのは、ご利益がないように思われがちです。しかし、神仏はどのような人に対してもご利益を与えて下さいます。たとえ人に頼んでも、その時その人は少しでもその神仏を心の中に思います。その瞬間、その人と神仏は繋がるのです。
Q & A そ の 四